フィリピンの病院事情〜入院生活を大暴露!〜(完結編) (フィリピン)

フィリピン

〜前回までのあらすじ〜

フィリピンにて2階から落下し、腕を骨折。
首の筋肉を断裂?損傷?
10日間の入院生活を経て、
不可解な理由で強制退院!
「まだ首痛い全然動けないぞ

ついに学校の寮に帰ってきました。
自宅療養、そしてリハビリ、
入院レポート完結します!

前編、中編、後編の記事は下記のリンクより!

フィリピンにて2階から落下し、腕を骨折。
首の筋肉を断裂?損傷?
10日間の入院生活を経て、
不可解な理由で強制退院!
「まだ首痛い全然動けないぞ

ついに学校の寮に帰ってきました。
自宅療養、そしてリハビリ、
入院レポート完結します!

【第9章】希望

さて、river side hospitalを 退院 追い出され、
学校の寮に戻ってきました。

寮に帰ってみんなに会った時の
あの歓声は今も忘れません。


例えるなら、
W杯のベスト8で敗れた時の代表チームが
帰国したときの空港くらい。

ああ、なんていい人たちなんだろう。
みんな心配してくれました。

学校の友人と先生。
国籍なんて関係ありません。みんな優しい。
簡単に言うと、好き。

今回は病院の記事なので、
友人と学校生活に関しては別記事で。
でも、本当にみんな心配してくれました。
何度もお見舞いにきてくれたし。

ちょうど退院した させられたとき、
頭が動かないように「そっ〜」と動けば、
とりあえず痛みなく
ゆっくりは歩けるという感じでした。

めちゃくちゃゆっくりですけど。

なぜか当時は両手を前に出して、
ゾンビみたいな姿勢で歩くことで
全体のバランスがとれ、頭が安定し、
非常に楽な姿勢を保てました。

それでもってゆっくり歩くから、
本当にリアルゾンビですよね。

ゾンビが自分の部屋に戻ったとき、
台湾人ルームメイトも驚いていました。

「大丈夫!?」

落ちた当時も彼と話していたし、
彼とは筋トレ仲間としても仲良かったのです。

さて、まず帰宅して
何がしたかったかと言うと。
もう一択ですよね。
後編を読んでいただいている方は
2秒で分かると思います。

〜退院したあとおこなった4のこと〜【①シャワー】


さよなら、パンの匂い。

10日ぶりのシャワー。
うおおおお高まるーーーー

しかし、いざシャワーするとなると
数々の問題が発生。

「身体自分で洗えない」

少しでも頭を動かそうもんなら、
極度の痛みがきます。

コルセットをしていないと、
首がすわっていない状態。

コルセットを外している時は、
自分の手で頭頂の髪の毛を掴んで
吊し上げておかないと首が痛みます。

つまり、簡単に言うと、
自力ではお風呂に入ることができません。

ずっと髪の毛掴んだまま、
というわけにもいかないので。

介護が必要なのです。

誰か俺と一緒に風呂に入ってくれ。
俺の身体を洗ってくれ。

そんな時、勇敢な勇者が立ち上がってくれました。

俺、手伝うよ

あの時の彼は本当に三浦春馬くらい
イケメンに見えたのです。

病室移動騒動でお世話になったKくん。
また彼に助けてもらいました。


これは本当に何度もお礼を言っても足りない。

自宅療養して最初の7日間くらいは、
彼がお風呂介護をしてくれました。

僕が自分で髪の毛を引っ張って
頭を吊し上げながら、
もう片手で洗えるところを自分で洗う。

その間にKくんは、
足や膝回りを洗ってくれます。

頭を吊るし上げているとはいえ、
だんだんと痛くなってくるので、
同時進行で洗います。

時間との勝負。

しかしゾンビの戦いは
まだ終わりません。

そう!
お風呂に入ったら濡れた身体を拭きますね?

「頭拭けない」

しかしわたくしゾンビ、
身体はKくんの助けを借りて拭けますが、
頭はどうしても無理!
だって、タオルでゴシゴシしたら
首がすわってないから痛い!

ということで考えた秘策は、
バスタオルベット作戦!

あらかじめベットの枕部分に
バスタオルを敷いておき、
びしょびしょの頭を吊るしあげ、
風呂場からベットに直行!


そこに寝転びます!

寝たまま頭を拭けば、
首は痛くない!

ベットも廊下もびしょびしょになりますが、
もう致し方ない!

いやー予想はしていたけど、
風呂入るのも大仕事や・・・

ほんまに
なんで退院させたん

〜退院したあとおこなった4のこと〜【②自宅リハビリ】

さて、風呂もなんとか入り、
やっと寮のベットで一息つきます。

およそ10日前まで寝ていた
懐かしいベット。


30度はあるだろうこの暑さ。

上をぼっーと眺めます。

あの時と何も変わらない天井。

変わったのは自分だけ。


なんで落ちたんだろう。
どうして座ってしまったんだろう。
英語勉強しにきたのに、
どうしてこんな目に遭わないといけないのか。

下半身不随にならなくてよかった、
不幸中の幸いだ、なんて
ポジティブに考えるようにしていたけど、
やっぱり難しいです。

「どうして俺がこんな目に」

こんなネガティブモードでした。

けどそうも言ってられません。
一刻も早く治さなければ。

Dr.ボレスからは、7回ほど
リハビリに通うように言われていますが
自宅でもリハビリしたら
きっともっと早く良くなる!

そう信じて、できる範囲で
リハビリしてみようかなあ・・・

ということで友人の協力のもと、
見つけたのがこれ!

「ためして○ッテン!」

“新原因”発見! 衝撃の肩・首のこり改善SP - NHK ガッテン!
NHK ガッテン!「“新原因”発見! 衝撃の肩・首のこり改善SP」

なんか「首のコリ」って書いてあるし
ちょっと違うけど、
大丈夫かこれ・・・

でも、まあ10日で治るって言われたし、
そろそろ軽くなら
動いたっていいでしょ!
これなら寝ながらできるし!

ということで、こちらも毎日
少しずーつ行うことに!
早く治れよ!

〜退院したあとおこなった4のこと〜【③食事】

果肉すりつぶし咀嚼

「食事」って
めちゃくちゃ普通のことを書いていますが、
病人にとって超重要。

なんせ10日間ほとんど食事らしい食事をとらず、
10キロも痩せてしまったので、
そろそろ食べないと病気になります。

学校マネージャーのTakaさんが
部屋に食事を用意するよう
スタッフにお願いしてくれたので、
とりあえず食堂に行かなくても食べられる!

だがしかーし

寮に帰ってきてからも
あいかわらずほとんど食べられませんでした。

なぜならやっぱりまだ痛い。

少しずつ口は開くようになったものの、
まだまだ痛い。
特に咀嚼していると、痛む・・・

ということで、
比較的柔らかい果物を
口の中ですりつぶしながら食べることに。

幸いフィリピンなので、
毎食マンゴーやバナナ、パイナップルが
必ず食事に出されます!

とりあえず、これでなんとか食える・・・

ちなみにフィリピンのマンゴー、
死ぬほど旨いです。最高。

しばらくは、果物と
筋トレ用に買っておいたプロテインを
水に溶かして飲むことに。
これが僕にできる最大限の栄養補給。

早く肉が食べたい。

〜退院したあとおこなった4のこと〜【④病院リハビリ】

退院するとき担当医のDr.ボレスから
「7回くらいリハビリにきてくれ」
と言われたので、仕方なく行くとしますか。

けどもちろんまだまだ歩けない、
寝たきりでご飯もろくに食べられない。

そんな状態で行けるわけがありません。

まずは歩けるようになってから。
頭頂部を掴んでいなくても首が座るようになってから。

退院してから寮の自室で寝たきり生活を
10日くらい続けました。

あいかわらずKくんにお風呂を手伝ってもらったり、
肉を食べたい!と言っていたら
台湾人の友達のCちゃんが
チキンを差し入れてくれたり、
(バコロドはチキンが有名な街なのです!)

本当にいろんな人に助けてもらいました。

歩けないだけで、体調は健康なので、
教室で授業が受けられるよう
Takaさんが手配してくれて一応授業も再開しました。

先生に寮の部屋まで来てもらって、
僕は寝たままという新しいスタイル。

頭を動かせないので、髭も剃れず、
結構汚らしい感じで恥ずかしかったけど。


そしてついに、
転落からおよそ20日目くらいに、
結構歩けるように!

「ゾンビが立ったそして歩いた」

自力で歩いて教室に行ったり、
食堂に行けるようになりました!
人間の回復力すごい!
筋肉の損傷が良くなってきたのだろうか。

もちろんまだ痛みはあるけど、
15ー20分くらいの短時間なら大丈夫!
ってことでリハビリにレッツラゴー!

フィリピンではお馴染みの乗り物、
そう 「ジプニー」

ずっと同じコースをぐるぐる回ってる
乗合のタクシーなのです。


どこで拾っても、どこまで行っても
基本は7ペソ(約15円)くらい。
遠距離になるともう少し値上げ。

安い分乗車環境はあんまりよくない。
コース上ならどこでも乗車降車可能なので、
人が多くて運が悪いと、何度も止まるから
まあ時間かかるんですわこれ。

それでいて、乗車率が100%超えたら
座席はぎゅうぎゅう、そんで人混みで熱い。

時間と気持ちに余裕があるときに
乗る乗り物ですねあれは。

今回は、あの憎き river side hospitalまで、
このジプニーを乗り継いで行きます。

しかし、いきなり試練が!

みんなめちゃ見るやん

珍しいんでしょうね。
ギプスと、コルセット。

見るからに大怪我してる外国人が、
なんかエヤコラセと乗ってきたぞ。
しかもisa na nong river side hospitalとか
フィリピン語話してるぜ・・・
(どこで降りるか、何人かを運転手さんに伝えてます)


まあ日本で同じシチュエーションだったら見ますよね。

バス乗ってたら、コルセットとギプスしてる外国人が
エヤコラセと乗ってきて、
いきなり日本語話始めたら。

「えっ」って。

まあ僕のフィリピン語は
全く流暢じゃないですけどね。

さて、学校の先生に教えてもらった通り、
なんとかジプニーを乗り継ぎ着きました。

ただいま、river side。
二度と来るかと誓ったのに・・・

ちなみに外観はこんな感じ。
案外綺麗です。

Dr.ボレスに教えてもらったとおりに進むと、
地下にあるリハビリルームに通されます。

しかもこのリハビリルーム、
ジムが併設されていて、
ランニングマシーンやベンチプレスなどもある!
一般に開放してるんですかね。
それとも患者のみ利用可能?

そんなジムを横目に案内された部屋は、

案外綺麗!


しかし騙されないぞ、
ここにいる奴らは全員しかとするんだろう。
ちゃんと対応してくれないんだろう。

もうその手には食わないぜ。

まずはリハビリ専門の先生の診察。
Dr.ボレスのお友達らしい。
Dr.アンドリュー。
リハビリの内容を決めます。

ふっ・・・
怪しい髭面だ。
いかにも”しかと”しそうな顔だぜっ

絶対に騙されない戦いがそこにはある。


髭面アンドリューがゆっくりと話しはじめました。

<span class="fz-12px">Andrew</span>
Andrew

どうしたんだい?
えっ、2階から落ちたのかい?
それは大変だっただろう。
心配ないよ、絶対治るからね。
一緒に頑張っていこう。
向こうに腰掛けていてくれ。
担当の者が案内するよ。

えっ・・・

アンドリュー先生はそういうと
僕のために部屋のドアを開けてくれて、
外の待合の椅子へと案内してくれました。

なんだなんだ
た、たまたまか?

偶然にもいい人にあたっただけか?

優しい、よな?これ・・・・

ふっ、まだまだ騙されないぜ。
どうせ担当の人はクソみたいなやつなんだろう。

しばらくすると、黒縁眼鏡をかけた
ポニーテールのお姉さんがやってきました。

どうやらこの人が担当の人のよう。

いかにも仕事もできなさそうで、
僕の話をしかとしそうな感じです。
ヒシヒシと伝わってきます。


彼女は奥の方からコロコロと
機械を引っ張ってきました。

血圧計・・・?

かつて見たことない機械です。

彼女は僕の腕にベルト?を巻きながら、
話しかけてきました。

は〜い!
あ、あなた日本人?
どうしたの?
えっ2階から落ちたの?
災難だったわね、首以外は大丈夫なの?
そうなのね、よかった〜
日本のどこから来たの?東京?

なんだ、めちゃいい人そうやん・・・
こんな人間味のある人が
この病院にいたのか・・・

アンドリューといい、
2連続でいい人に当たりました。

本当にここはriver sideか?

いや落ち着け、
こ、これはなにかの偶然だ。


そして腕がぎゅーと締まったあと、
彼女は自分の腕時計を見ながら何やら測ってます。

アナログの血圧計?でしょうか。
初めて見ました。

日本の病院でも使ってるところあるんですかね。

血圧を測ったあと、
彼女はベットのところに案内してくれました。

治療内容としては、
・超音波
・電気
・ストレッチ

の3つ。
このあたりは日本の整形外科と同じ
定番のリハビリですね。

超音波と電気は先ほどのお姉さんが、
ストレッチはごっつめのお兄さんにバトンタッチ。
ちょっとフィリピンなまりの強めの英語。
聞き取りにくい。

ふふふ・・・
ちょっとガタイいいじゃねえか。
筋肉に「無愛想しかと人間」って
書いてあるぜ兄弟。

さあ、お兄さん。
ここがriver side hospitalだってこと、
今度こそ証明してもらおう。

来い!無愛想!しかと!不親切!

2階から落ちたんだって?
大丈夫かい?
あ、俺日本語話せるんだよ?
カワイイ〜コンニチハ〜
ほらすごいだろ?
リハビリ一緒に頑張ろうぜ兄弟!
ほら、おせんべい食べるかい?


なんだここのフロア
いいやつしかいねえじゃねえか
階段降りた途端なんだこれ

地下に降りた途端、
いい人しかいない素敵な空間でした。

入院病棟が嘘のよう。

素敵な空間すぎて、
7回のリハビリもあっという間!

さて、この完結編にて、
フィリピンの病院事情、入院レポート終了!

ですが、まだまだ
怪我のレポートはまだ続きますよ〜

まだ緑色のださギプスつけたままですもん。
続きは次回に!

いかがでしたか?
フィリピンの病院。

何度も言うけど、日本が凄すぎるんです。
丁寧な対応、サービス精神、清潔さ。

僕らが海外に行くと、
海外の対応はクッソと思うことが多々ありますね。

「汚い」
「くさい」
「なんでこんな混んでるんや」

けど、日本でそう感じない、
またはそこまで酷くないのって、
日本人の特性というんですかね、
勤勉さの賜物だと思います。

この汚さ、臭さはお客さんが嫌がるな改善しよう。
この混雑具合はクレームになるな、
なんとかしなければならない。

そういった企業努力という名の勤勉さが、
私たち日本人の生活を楽にしてくれてるんです。

けど、どちらも経験している方は分かると思いますが、
日本が凄すぎるんですよ。

ほんとに。
これはテストでます。
ノート取ってください。

ということで、
次回はギプスからの解放と日本での診察〜
お楽しみに〜

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